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薬局

(令和33月1日更新)

薬局紹介


当院の薬剤部門は令和3年3月1日現在、薬剤師3名、薬剤助手1名体制で業務をおこなっております。すべての患者さんに「安心・安全で継続性のある薬物治療」を提供できることを目標に日々、下記業務に努めております。

~薬について疑問や不安な点がありましたら、お気軽に薬剤師までお声かけください~


業務内容


調剤業務

医師が入力した処方箋・注射箋は薬剤部で発行されます。薬剤師は処方箋に記載されている薬の種類や規格、用法、用量を確認し、検査値・年齢・体重・疾患などから最適であると考えられる薬の使用量や種類、また、服用中の薬やドラッグストア等から購入したサプリメントなどとの飲み合わせなどについて確認してから薬を準備しています。
注射調剤も同様に患者さん一人一人にあった使用量や種類、点滴速度を確認しています。また、注射薬どうしの組み合わせにより性質が変化し予期せぬ事故につながる可能性があり、そういった組み合わせを回避するために1つ1つ確認しています。
患者さん一人一人にとって適正で安全に薬物治療を受けていただけるように常に薬剤師が目を光らせています。
(電子カルテと調剤支援システムが連動しており、安全性の向上とともに効率化をはかっています)


無菌調剤業務

口から長期的に食べ物を摂れない状態が続く場合、必要なエネルギーを輸液から補充する場合があります。十分な栄養の中には多量に炭水化物、アミノ酸を含んでおり、微生物増殖の温床となってしまい、全身を巡る血液が感染してしまう可能性が高くなります。その感染をなるべく防ぐためには、輸液調製時に出来るだけ無菌な状態を保った空間で輸液内に注射薬を混合していくことが有効です。当院でも感染の可能性を極力減らすために、外界と区切った部屋の中でクリーンベンチという風のカーテンを利用した機材を使用し、中心静脈栄養剤を調製しています


病棟業務

入院患者さんの薬物治療が有効にかつ安全に実施されるよう、薬が投与される前にカルテ(医師記録、薬物治療歴、検査値など)などの情報から患者さんの状態を確認し、薬用量や相互作用に問題はないかなどをチェックします。また、医師、看護師など他の医療スタッフとのコミュニケーションや患者さんから話を聞くなどして、薬を投与した後の効果や副作用の有無についても確認しています。服薬説明では、患者さんの薬物知識や治療意欲、治療の質の向上に努めています。

薬品管理業務

病院内で使用されるお薬が滞りなく供給されるように購入や在庫管理を行っています。
また、医薬品の品質管理(光・熱・湿気など)にも十分に注意しています。品質管理のために使用期限の定期的なチェック、お薬ごとに決められた条件下できちんと保管されているかをチェックし、患者さんに品質が保証されたお薬をお届けできるように努めています。
また、麻薬や向精神薬、毒薬など不正に乱用されないように在庫管理もおこなっております。


医薬品情報(DI)業務

DI業務とは、医薬品に関する様々な情報を収集し、その情報を薬剤師の目線で評価し、整理・加工を行った後、医師、看護師などの医療スタッフに情報提供し、より良い薬物療法を患者さんへ提供するための仕事のことを言います。

薬の情報は随時更新されるため、院内の安全に関する情報を適宜発信し、安全な薬物治療の支援となるように努めています。

また、日本の医療費は増加傾向であり、国民皆保険の存続が危ぶまれています。その対応策として国の政策の一環として薬剤費が安い(特許が切れ開発費が抑えられるため)後発医薬品の普及が望まれています。当院でも積極的に後発医薬品の導入を進めております。当院では後発医薬品の採用をおこなう際、品質チェック、安定供給、先発医薬品と比較したデータを十分検討し、採用を進めております。


チーム医療への参加

当薬剤部では院内感染対策チーム、摂食嚥下-栄養サポートチームに参加しています。薬剤師目線で抗菌薬の適正使用や感染の広がりを予防するため、また様々な不利益をもたらす低栄養の状態を極力回避できるように努めています。



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